経血トレーニングのススメ
《経血トレーニング》という言葉を、聞いたことがない方は多いと思います。聞いたことがあるような~という方も、もしかすると経血コントロールかもしれません。
それもそのはず!《経血トレーニング》という言葉は、私の造語です(笑)私がノーナプキンで過ごせるようになった、楽な生理をお伝えしようと、講習会を開催することにした時に、講習会の名前を考え《経血トレーニング》という言葉を作りました。
「経血をコントロールする」と聞くと、出さないことを意識しませんか?
*出さないようにすること!
*膣のあたりに力を入れ出さないこと!
コントロールという言葉は、出さない力、つまり主体的に能動的に、自らがコントロールする!そんなイメージを沸かせてしまいます。想像するだけでただならぬ緊張感です。そして私には無理そうと、聞いただけで諦めてしまいます。実際に多くの方に言われました。「出さないようにするんですよね?」
でも実際私がしていることは全く逆です。経血コントロールとはまず出すことです!
経血コントロールをマスターするまで②さっそく挑戦トイレでふん♪でもお伝えしましたが、私の第一歩目は出すことから始まったのです。
講習会では繰り返しお伝えします。
*出すことに集中する
*出さないことは意識しない
*出さないことはいつの間にかできるようになる
《経血トレーニング》はメソッドです。具体的なやり方です。だから、正しく伝えることがとても大切です。
そして間違ったやり方、具体的には「とめておくのよ」とか、「骨盤底をゆるめて出すのよ」とかが伝わると、「経血トレーニングは効果が出ない」なんて評判がたってしまいます。
メソッドである限り、正しく伝えることがとても大切になります。
そこで1年前に特許庁へ商標登録を申請しました。
そして待ちに待った『商標権設定登録通知書』が手元に届きました♪
初めて《経血トレーニング》という言葉を作り、伝え始めて思ったことは…、自分の本業の《ピラティス》という言葉の偉大さでした。
ピラティスを習い始めたのは、13年くらい前。その頃東京に伝わって5年くらい、福岡に伝わって2~3年くらいでしたが、初めからとにかく素敵なイメージでした。
ピラティスと言えば、マドンナがやってる。ピラティスと言えば、トップモデルがやっている。ピラティスと言えば、ハリウッド女優がやっている。お洒落でスタイリッシュで健康的で、きらきら素敵なイメージでした。
「私はピラティスのインストラクターです。」「ここはピラティスのクラスです。」と言えば、大体の内容はわかってもらうことができ、「ピラティス、私もやってみたいです!」と前向きな言葉を言ってもらえる。
言葉の説明は殆どいらなく、素敵なイメージに彩られた《ピラティス》という言葉が、どんなに自分の仕事を楽にしてくれていたかを、知ることが出来ました。
それは《ピラティス》を作ったジョセフピラティスさんの功績でもあり、たくさんのピラティスインストラクターが守ってきた証でもあり、ピラティス愛好家の思いでもあると思います。
商標登録が完了して、改めて《経血トレーニング》という初めて自分で作った言葉を考える時、《ピラティス》のように育ってほしいと思うのです。
《経血トレーニング》という言葉は、まだまだこれからの言葉です。今はまだ「経血トレーニング?何のことですか?」と言われます(笑)だからこそこれから、ここから、大切に大切に育てたいと思います。
*大切にそして大胆に
*大切にそして情熱的に
世界中の女性の生理が楽になるように、《経血トレーニング》を伝え続けていきたいと思います。