経血トレーニングのススメ
最近本当によく聞くようになった《エスディージーズ:SDGs》
2016年から始まった《継続可能な開発目標》のことだそうです。
具体的な目標は17つあります。
先日のブログでお伝えしたように、経血トレーニングはまずは自分のために行ってほしいトレーニングです。
でも同時にこの17の目標に貢献できるトレーニングです♪
《私のためが、地球のために》
今日は目標12個目について、私なりの見解をお伝えします。
17の目標の12個目《つくる責任つかう責任》について、さらに具体的な目標が2つ提言されています。
1:より継続可能な消費パターンへの移行
2:より効率的な資源の利用を行う経済への移行
《経血トレーニングのススメ》は1つ目にも2つ目にも貢献できます♪
生理中に消費する物は色々あります。
*紙ナプキン
*タンポン
*おりものシート
日本では平均生理1回(6~7日間)で30~40枚(個)くらいは使うと思います。毎月生理が始まる前にストックを確認して、足りないものは買い足して、ポーチに入れて持ち歩きます。
使い終われはもちろんゴミです。そしてこの生理のゴミが厄介ですよね。放っておけばすぐに臭いが発生するし、一般ごみで捨てる時も、生理用品とわからないように紙にくるんだりしますよね。なかなかの手間です。
でも生理ってそういうものと思って、私たち女性の多くは、生理用品を使って捨てています。
生理用品の殆どは使い捨てです。2~3時間くらい使い、毎回捨てます。
初潮がくる12歳くらいから、閉経する50歳くらいまでの女性が、毎月30~40枚(個)使うため、生理用品は頻繁にテレビでもCMが流れています。
毎月多くの女性が使い捨てる生理用品は、大量消費大量生産の代表格で、作るにも捨てるにも資源を大量に使います。
でもこの目標、順番を間違えると、女性にとって非常に酷です。
「持続可能な目標を達成するために、大量消費大量生産をやめましょう!
そのために生理用品を使わずに、ごみを出さないようにしましょう!」
なんて言われたら、生理ハラスメントですか⁈と怒りたくなると思います。
私たち女性にとって、生理中何よりも大切なのは、《漏らさないこと》
真っ赤な経血が漏れると、本当に大変ですよね(涙)
生理中はトイレで経血を出す経血トレーニングは、まずは自分のために、自分だけのためと思って始めることをおススメしています。
経血トレーニングを始めると、3~4回目(3~4か月後)には生理用品の汚れ方が減ってきて、自然と使用する枚数が減ってきます。ごみを捨てる自分の手間も減ります。
自分に良いことがたくさん起こります。
*自分の生理が楽になる
*生理用品の汚れが減る
*生理用品の使用枚数が減る
*生理用品のゴミが減る
*捨てる手間が減る
具体的な目標の1つ目の《継続可能な消費パターン》が、生理中にも出来るようになります。
自分のために経血トレーニングを始めたことで、自分の生理用品の使用枚数が減る女性が増えると、生理用品の大量消費が減ります。大量消費されなくなると、企業も大量生産しなくなります。ゴミの大量焼却も減ります。
そうすると具体的な目標2つ目の《効率的な資源の利用を行う経済へ》移行していきます。
*大量消費せず
*大量生産せず
*大量焼却せず
でもあくまでも《地球のため》は副産物、おまけです(笑)
経血トレーニングは、《自分のためだけ》に始めてほしいトレーニングです。そして同時に大きなおまけが付くトレーニングです(笑)
《私のためが、地球のために》なる経血トレーニングはSDGsの理念にぴったりだと思います。